こんにちは。「ゆうきの備忘録」を運営しているゆうきです。
HSPである僕は28年間の人生で様々な経験をしました。
この記事では僕の過去について書かせて頂いています。
少し長いですが、最後まで読んで頂けると幸いです。
HSP男性として感じた恋愛と仕事の悩み
僕は、HSPとしての特性に気づいたのは、社会人になってからでした。
特に、恋愛や仕事においては、他の人とは違う感じ方をしていることに、何度も戸惑いを覚えました。
恋愛では、相手の感情の変化を敏感に察知し過ぎて、どう対応すべきか悩んだり、
気を使いすぎて自分が疲れ果てることが多々ありました。
また、仕事の場面では、同僚や上司との人間関係において、
些細な言葉や態度にも敏感に反応してしまい、
自分が悪くない状況でも罪悪感を感じてしまうことがありました。
このような日々を過ごしていると、時折、
と思うことがあり、HSPである自分に対して劣等感を抱いたこともありました。
しかし、HSPという特性が決して欠点ではなく、むしろ繊細さを生かして
他者と深く関わり、理解する力であると気づくまでには時間がかかりました。
このブログでは、同じように恋愛や仕事で悩むHSPの方々が少しでも楽になれるよう、
自分の体験を元に、具体的なアドバイスをお伝えしたいと思います。
3年付き合った彼女との恋愛
HSPは恋愛をしていると、繊細さから、さまざまな困難に直面することが多々あります。
僕自身も「相手の感情に過剰に反応してしまう」という壁に何度もぶつかりました。
一度、付き合っていた彼女が忙しくなり、連絡の頻度が減ったときのことです。
彼女から「大丈夫、忙しいだけだから」と言われても、
彼女の一言が心の中で何倍にも膨らみ、自分の中で悪い方向に解釈してしまう。
この繊細さが、自分にとって大きな負担になっていました。
それでも彼女に打ち明ける勇気がなく、感情を押し殺していたのですが、
ある日、彼女に「もっと気持ちを話してほしい」と言われ、
ついに胸の内を打ち明けました。
すると彼女は「そんなに考え込んでいたなんて気づかなかったよ」
と涙を浮かべながら抱きしめてくれました。
その瞬間、
私は初めて「自分の感情をオープンにすることの大切さ」を痛感しました。
それまでは、相手に迷惑をかけたくないという思いで我慢していましたが、
逆に正直に話すことで、お互いが深く理解し合えることを学びました。
恋愛は確かに、HSPにとっては挑戦が多いものです。
でも、自分を無理に押し殺すのではなく、
相手に正直に向き合うことで、絆は深まります。
あの日の彼女の温かさに触れ、恋愛での苦労は、
相手との信頼を築くための大切なプロセスだと実感しました。
6年務めた職場での仕事
仕事の場でも、HSP気質である僕にはさまざまなチャレンジがありました。
「上司や同僚の感情に敏感に反応しすぎる」ことが原因で、
ストレスを感じることが多かったです。
ある職場で、上司が少しでもイライラしていると、その気配を感じ取ってしまい、
自分が何かミスをしたのではないかと不安になっていました。
実際には私のミスではなく、
単に忙しくてイライラしていただけだったと後から分かったことも多くあります。
一度、プロジェクトの進行が遅れてしまったとき、自分が足を引っ張っているように感じ、自己嫌悪に陥りました。周囲のピリピリした雰囲気に耐えられず、体調を崩してしまったのです。
そのとき、同僚が「無理しなくていい。みんなで助け合うんだから」
と優しい言葉をかけてくれました。その言葉に救われ、肩の力が少し抜けました。
それからは、自分の感情や限界を自覚しながら、
上司や同僚と率直にコミュニケーションを取るようにしました。
すると、少しずつ職場での居心地が良くなり、周囲も私をサポートしてくれるようになりました。
HSPとしての繊細さは、仕事では時に弱点に感じられますが、
その分、周囲への気遣いや共感力が高く評価される場面もあります。
HSP男性として恋愛と仕事に向き合うために
HSPの特性を持つ男性にとって、恋愛や仕事における敏感さは、時に負担に感じられることがあるでしょう。しかし、その繊細さは決して欠点ではなく、他者を深く理解し、共感する力でもあります。
僕自身、恋愛や仕事で何度もつらい経験をしましたが、HSPであることを認め、自分のペースで無理なく取り組むことで、少しずつ心が軽くなってきました。
大切なのは、自分を追い詰めないことです。
無理をせず、自分に合った環境や人間関係を選ぶことで、HSPの特性を生かしながらも、無理なく生活していくことが可能です。
同じ悩みを抱えている方々が、自分の繊細さをポジティブに捉え、少しでも心穏やかな日々を送れるよう、共感とともにこの記事が役立つことを願っています。