
「ESFPって明るいって言うけど、自分は結構悩みがち」
MBTIで「エンターテイナー」とも呼ばれるESFP(外向・感覚・感情・柔軟)タイプは、社交的で楽しいことが大好きな性格です。
ですが、さらに細分化された分類によって、ESFP-A(アサーティブ)とESFP-T(タービュレント)の2タイプに分かれます。

まずは、ESFPのプロフィールを簡単にご紹介します。
ESFP(エンターテイナー)の性格早見表
ESFPの割合(日本) | |||
6.02 % ESFP-T:3.08% |
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ESFPの性格 | |||
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ESFPの恋愛観 | |||
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相性が「最高な性格タイプ」 | |||
相性が「びみょ〜な性格タイプ」 | |||
▼下記から「全16パーソナリティ(MBTI)性格「AとT」の違い」を確認できます。
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全16パーソナリティ(MBTI)性格「AとT」の違い
続きを見る
ESFP(エンターテイナー)は具体的には下記のように16Personalitiesで解説されています。
歌やダンスに自然と割り込む人がいたら、それはエンターテイナー型です。エンターテイナー型の人達は、今この瞬間の刺激に夢中になり、他人にもそれを感じてほしいと願います。
目次
ESFP-AとESFP-Tの違いとは?
AとTの意味
MBTIの末尾に付く「-A / -T」は、精神的な安定度や自己認識に関する傾向を示します。
タイプ | 特徴 |
---|---|
A(アサーティブ) | 自信があり、ストレスに強く、楽観的な傾向 |
T(タービュレント) | 自己評価が不安定、感情に敏感で繊細 |
つまりESFPにも、
- ESFP-A:明るく自信家で、感情に流されにくいタイプ
- ESFP-T:繊細で人の目を気にしがち、自分に厳しいタイプ
という違いがあります。
ESFP-A(アサーティブ)の特徴
ESFP-A(アサーティブ)の特徴1. 自信があり行動的
ESFP-Aは、物事に対してポジティブに取り組み、失敗をあまり恐れない傾向があります。
直感的に「やってみよう!」と思ったら即行動に移せるタイプです。
ESFP-A(アサーティブ)の特徴2. ストレスに強く立ち直りが早い
落ち込むことがあっても、「まあ大丈夫でしょ!」とすぐに立ち直る強さがあります。
悩みにとらわれすぎず、次の楽しいことへ頭を切り替えられるのが特徴です。
ESFP-A(アサーティブ)の特徴3. 周囲を引っ張るリーダー型ESFP
ムードメーカー的存在であるESFPの中でも、Aタイプは場の空気をコントロールしたり、人を巻き込む力が強いです。
まさに「中心人物」になりやすいタイプ。
ESFP-T(タービュレント)の特徴
ESFP-T(タービュレント)の特徴1. 感情に敏感で繊細
ESFP-Tは、周囲の感情の変化にとても敏感です。
誰かが落ち込んでいたり、自分に対して冷たくなったように感じると、すぐに気にしてしまいます。
ESFP-T(タービュレント)の特徴2. 自己評価が不安定
「自分はこのままでいいのか?」
「みんなにどう思われてるんだろう…」
といった思考が強く、表向きは明るくても、内面では自分に自信が持てないことが多いのが特徴です。
ESFP-T(タービュレント)の特徴3. 慎重で人をよく観察するタイプ
行動派のESFPの中では珍しく、周囲をじっくり観察してから動くタイプ。
その分、人の細かな感情に気づけたり、思いやりを持った対応が得意です。
ESFP-AとESFP-Tの違いを表で比較!
項目 | ESFP-A | ESFP-T |
---|---|---|
自信の強さ | 高い(自己肯定感強め) | 低め(自己否定しやすい) |
感情の揺れ | 少なめ | 多め |
決断の速さ | 即決型 | 慎重派 |
他人の目 | あまり気にしない | とても気にする |
ストレス耐性 | 高い | 低めだが感受性豊か |
周囲への影響 | 場を引っ張る | 空気を読むタイプ |
悩みへの向き合い方 | 忘れて前進 | じっくり考えて整理 |
笑顔の裏にあるもの | 本心そのまま | 無理して笑うこともある |
恋愛における違いと相性傾向
ESFP-Aの恋愛傾向
- アプローチは積極的でストレート
- 自信があるため駆け引きよりも実行型
- 恋人にも自由さやポジティブさを求める
- 依存されると逃げたくなる傾向もあり
ESFP-Tの恋愛傾向
- 恋愛に対して慎重
- 相手の言動に一喜一憂しがち
- 恋人に「安心感」や「共感力」を求める
- 愛されたい欲求が強く、やや依存傾向も
相性の良いMBTIタイプ(恋愛・人間関係)
ESFP-Aに合うタイプ | ESFP-Tに合うタイプ |
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INTP、ENTP、ESTPなど | INFJ、ISFJ、ENFJなど |
- Aタイプは自由で論理的な相手との化学反応が生まれやすく
- Tタイプは安定感があり感情を受け止めてくれる相手と好相性
仕事・キャリアでの違い
ESFP-Aに向いている仕事・環境
- 成果主義で自由な裁量がある環境
- 接客・営業・イベントなどの現場型仕事
- 結果を出すために動き回れるポジション
例: 営業、起業家、インフルエンサー、イベントプランナー、飲食店経営者
ESFP-Tに向いている仕事・環境
- チームワーク重視の職場
- 周囲とのコミュニケーションが丁寧な仕事
- 感情や人間関係を扱う分野に強みあり
例: カウンセラー、保育士、美容師、接客業、福祉系、クリエイティブ職(ライター・イラストレーター)
ESFP-AとESFP-Tはどっちが優れている?
どちらが優れているというよりも、状況によって向いているフィールドが違うだけです。
状況 | 向いているタイプ |
---|---|
スピード感が求められる仕事 | ESFP-A |
人の気持ちに寄り添う仕事 | ESFP-T |
困難に立ち向かう場面 | ESFP-A |
チームの調整や配慮が必要な場面 | ESFP-T |
Aは「結果で魅せるタイプ」
Tは「気づかいで支えるタイプ」

まとめ:ESFP-AとESFP-T、違いを理解して自分らしく生きよう!
ESFP-Aは、
自信と行動力のあるムードメーカー
失敗を恐れずチャレンジできる
楽観的で人を惹きつけるパワーあり
ESFP-Tは…
繊細で思いやりに満ちた共感タイプ
深い内面を持ち、自分と他人を大切にできる
慎重なぶん、人間関係を丁寧に築ける
自分がどちらのタイプかを理解することで、
- 自分の強みと弱みを認識できる
- 他人とのコミュニケーションが円滑になる
- 恋愛・仕事でも「自分らしさ」を発揮できる
ようになります。
