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INTP(論理学者型)はMBTI性格診断で分類される16タイプの中でも、論理的思考・独創性・探求心に長けたタイプです。
知的で思慮深く、創造的な発想が得意なINTPですが、職場においては「仕事が遅い」「段取りが悪い」「空気が読めない」といった評価を受けることも…。

まずは、INTPのプロフィールを簡単にご紹介します。
INTP(論理学者)の性格早見表
INTPの割合(日本) | |||
7.19 % INTP-T:4.52% |
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INTPの性格 | |||
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INTPの恋愛観 | |||
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相性が「最高な性格タイプ」 | |||
相性が「びみょ〜な性格タイプ」 | |||
さらに詳しく
INTP(論理学者)は具体的には下記のように16Personalitiesで解説されています。
論理学者型の人はかなり珍しく、全人口のわずか3%を占めていますが、「平凡である」ことが何よりも惨めだと思う論理学者型の人達にとって、これは良いことです。
目次
- 1 INTP(論理学者)「仕事できない」と言われる10の理由
- 1.1 INTP「仕事できない」と言われる理由① 行動より思考が優先されがち
- 1.2 INTP「仕事できない」と言われる理由② 興味がない仕事へのモチベーションが低すぎる
- 1.3 INTP「仕事できない」と言われる理由③ 細かい作業にミスが多い
- 1.4 INTP「仕事できない」と言われる理由④ 報連相(ほうれんそう)を軽視しがち
- 1.5 INTP「仕事できない」と言われる理由⑤ 感情的なやり取りが苦手
- 1.6 INTP「仕事できない」と言われる理由⑥ ルールや形式にこだわらない
- 1.7 INTP「仕事できない」と言われる理由⑦ チームプレイより個人作業を好む
- 1.8 INTP「仕事できない」と言われる理由⑧ 指示に対して疑問を感じやすい
- 1.9 INTP「仕事できない」と言われる理由⑨ 結果より過程を重視する
- 1.10 INTP「仕事できない」と言われる理由⑩ 完璧主義で締切を守れないことがある
- 2 おわりに:INTPは「使い方次第」で最も価値ある人材にもなる
INTP(論理学者)「仕事できない」と言われる10の理由
INTP「仕事できない」と言われる理由① 行動より思考が優先されがち
INTPは「まず考える」タイプ。アイデアを練る、理論を構築する、といった思考のプロセスに時間をかける傾向があります。
しかしビジネスの現場では、「まず動く」「スピード重視」といった行動力が求められる場面も多いため、周囲からは「考えてばかりで進まない」「決断が遅い」と見られがちです。
INTP「仕事できない」と言われる理由② 興味がない仕事へのモチベーションが低すぎる
INTPは興味のある分野には驚異的な集中力を発揮しますが、逆に興味のないことには極端に無関心。ルーティンワークや事務作業、人との調整業務などにおいて、モチベーションを維持できず、結果的に仕事の質が落ちることも。
その温度差が激しく、同僚からは「やる気がない」「ムラがある」と評価されやすいのです。
INTP「仕事できない」と言われる理由③ 細かい作業にミスが多い
INTPは大きな構造や仕組みを考えるのが得意な一方で、細部への注意がやや疎かになりがちです。
たとえば、数字のチェックや書類の体裁、フォーマットの統一など「丁寧さ」が求められる作業では、見落としやミスが出ることも。
これが積み重なると、「仕事が雑」「信用できない」という印象につながります。
INTP「仕事できない」と言われる理由④ 報連相(ほうれんそう)を軽視しがち
INTPにとって、報告や連絡は「作業の一部」ではなく「邪魔される行為」に感じることもあります。
自分の中で考えがまとまるまで人に話さないため、チーム内の情報共有が滞ったり、孤立して作業してしまう傾向があります。
職場では「共有がない」「相談してこない」「勝手に進める人」と見なされ、評価を下げてしまうケースも。
INTP「仕事できない」と言われる理由⑤ 感情的なやり取りが苦手
INTPは感情よりも論理を重視するため、相手の気持ちに配慮した対応が苦手です。
上司や同僚、取引先とのコミュニケーションでも、冷静すぎる発言が「冷たい」「やる気がない」と受け取られることがあります。
また、感情的な人とのやり取りを避けようとするあまり、必要な関係構築ができないままになってしまうことも。
コミュニケーションを取る上で意識したいポイント
相手に対して興味や関心がある事を示す
誠実で好印象をあたえるよう意識する
職場以外でコミュニケーションを取る
INTP「仕事できない」と言われる理由⑥ ルールや形式にこだわらない
INTPは「なぜそれが必要か?」を常に考えるタイプ。言われたとおりにやるよりも、自分なりに効率的な方法を考えたいという欲求が強いです。
そのため、決まった手順やルールに従うことに意味を見出せず、「マニュアルを守らない」「勝手に変える」と評価されがちです。
INTP「仕事できない」と言われる理由⑦ チームプレイより個人作業を好む
INTPは静かに一人で集中できる環境を好むため、協働作業やグループディスカッションにはストレスを感じることがあります。
特に意見を求められたり、場の空気を読んで合わせる場面が続くと、パフォーマンスが下がることも。
この「チームに馴染みにくい」という性質が、職場では「協調性がない」と映ることもあります。
INTP「仕事できない」と言われる理由⑧ 指示に対して疑問を感じやすい
「なぜこの方法でやるのか?」「もっと効率的な手段があるのでは?」と、INTPは上司の指示にもすぐ疑問を抱きがち。
従順に従うよりも、自分なりに納得できないと動けないタイプです。
そのため、指示待ちの場面で立ち止まってしまい、「指示に従わない」「扱いにくい」と思われやすくなります。
INTP「仕事できない」と言われる理由⑨ 結果より過程を重視する
INTPは「どれだけ良い仕組みを考えたか」「どんな発見があったか」に重きを置く傾向があります。
成果や数字といった目に見える結果よりも、アイデアの質や論理の完成度に満足感を覚えるのです。
ビジネスの現場では「結果がすべて」とされることが多く、「評価基準に合わない」「成果主義に不向き」と判断されることも。
INTP「仕事できない」と言われる理由⑩ 完璧主義で締切を守れないことがある
「もっと良くできるはず」と考え続けてしまい、なかなか完成に踏み切れないのもINTPの特徴です。
アイデアの洗練や試行錯誤に時間をかけすぎてしまい、結果として納期を超えてしまうことも。
その「こだわり」が評価される場合もありますが、締切が絶対の職場では「計画性がない」「期限を守らない人」と受け取られてしまいます。
おわりに:INTPは「使い方次第」で最も価値ある人材にもなる
INTPが「仕事できない」と言われてしまう理由は、決して能力がないからではありません。
一般的な職場の枠組みや評価基準と、INTPの特性がかみ合いにくいだけなのです。
ではどうすればいいか?
INTPが仕事で本領を発揮するには
- 柔軟な働き方(リモート・裁量労働)を取り入れる
- 企画・分析・戦略設計など、思考を活かせる業務に配置する
- 過程や着眼点も評価される組織文化を選ぶ
- 報連相やコミュニケーションを「技術」として訓練する
INTPは、既存の枠を壊し、新しい視点で世界を切り開ける稀有な存在です。
だからこそ、自分の特性を理解し、それを活かせる環境やスタイルを見つけることが大切。
「仕事できない」と言われることに落ち込む必要はありません。
むしろ「どうすればこの知性を活かせるか?」を、自分自身で探っていくことが、INTPにとって最大のテーマかもしれません。